チャーガの近代史

ノーベル賞作家
1918-2008
チャーガを世界に紹介した「ガン病棟」を執筆した。
チャーガの歴史は古く新石器時代から人々に飲まれていたと推定されています。その根拠となったのが1991年9月19日イタリア領南チロル自治州のハウスラフヨッポ付近標高3210メートルの氷の中から新石器時代の凍結ミイラ(アイスマン)が発見され、そのミイラの携帯品から白樺のキノコ(チャーガ)が発見され、治療目的であろうと推定されました。

また日本で広く知られるようになったきっかけはロシアのノーベル賞作家ソリジェニツィンの小説「ガン病棟」です。そこには患者がワラにもすがる思いで、白樺のキノコで治療する話が出て来る箇所があり、それはキノコというより白樺の古木に生える一種のガンである。異常成長したコブみたいなもので、外は黒いが中は明るい茶色をしている。
「そして、こういうことを発見した。すなわち、そのあたり一帯の百姓たちは、お茶代を節約するために、茶ではなくチャーガというものを煎じて飲んでいる。それは白樺の茸とも言われて・・・・・・」 などとガンに効果があることを記しています。
このようにロシア(アレフサンドロフ郡)では何世紀にもわたり飲まれ続けたおかげで癌と無縁の生活が紹介され多くの注目を集めるようになりました。
